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中小企業こそ、新卒採用! 新刊『新卒を採れ!――中小・零細が大手に勝つための戦術』が9月15日に発売



新卒採用のノウハウを凝縮した1冊


借金1億5000万円の返済をするため、30歳のときに工務店を起業。

その後、紆余曲折を経て、18年連続増収の会社に成長。

その秘訣は「新卒採用」にあった!?


本書は、中小企業が大手と戦う戦略として「新卒採用」をすすめるビジネス書です。


新卒採用にこだわるべき理由、新卒を採るための方法論をくわしく解説。さらに、「この会社に就職したい」と思わせる仕事のやりがいの創出方法として、著者の会社が手掛けた滋賀県大津市での「HOTEL 講 大津百町」という町おこしプロジェクトも紹介します。


「新卒採用」の一点突破をすべき理由と著者の経験談をふんだんに盛り込んだ1冊です。



中小零細企業こそ新卒を雇って成長させるべき

(「はじめに」より抜粋)


 はじめまして、谷口弘和と申します。私は現在、滋賀県蒲生郡竜王町という田舎町で「木の家専門店 谷口工務店」という会社を経営しています。


 生粋の大工職人の家に生まれ、工業高校を出てすぐに大手ハウスメーカーで働き、今の会社は2002年にたった2人で起ち上げ、2011年7月に法人化。現在は年商23億円、年間着工数45棟、社員100人ほどの会社ですが、その半数が大工で、その数は関西トップと言えます。


 さらに、すぐ隣には京都や名古屋があるにもかかわらず、毎年マイナビで社員を募集すると多いときで約1000人の設計士や大工の卵がエントリーしてきます。それも、応募する学生はみんな高学歴の学生ばかりです。私の会社では毎年新卒を採用し、国立大卒など高学歴大工も多数在籍しています。


 工務店にも関わらず、現場監督や営業を置かず、すべての予算をいい家づくりに投入。大工の育成に力を入れている会社と言えるでしょうか。


 私は30歳で1億5000万円という多額の借金を背負いながらも、現在のようにこうして会社を経営し、多くの社員に囲まれながらこの18年、右肩上がりの業績アップをし続けられました。それはひとえに「新卒の採用」に力を注いできたからです。それも、大学で建築を学んできた学生を積極的に採用してきたからです。


 私の会社では、2007年(4期生)から大卒の採用を始めて以降、毎年5~10人の新卒を採用してきました。大工の業界では就職しても2~3年で独立することがほとんど。新卒で採用した学生の中には退職する者もいましたが、業界の平均を考えると驚くほど低い離職率で、会社に貢献してもらうことができています。


 本書では、その秘訣を余すことなくお伝えしたいと思っています。先にその一端をお伝えすると、基本は「採用して、教育して、成長させること」。これを続けていれば人は辞めづらくなりますし、人材として他社に負けない存在に成長しますし、会社の業績も上がりますし、さらにその先の採用活動も捗るようになります。もちろん、内定辞職もゼロにできます。


 私は中小零細企業こそ、この戦略を取るべきだと考えています。なぜなら、この戦略を取らないと大手企業と戦えないからです。大手企業には彼らにしかできない経営戦略があります。その方法を中小零細企業がマネをしようとしてもできません。


 ですが一方で、私たち中小零細企業には、私たちだからこそ取れる戦略があります。それが本書でお伝えする内容です。ぜひこの内容を知っていただき、今すぐにできるところから始めていただければ、と思っています。本書があなたの会社の人材採用~育成までの一助となれば、これに勝る喜びはありません。

■目次

序章 中小企業経営者が身につまされる諸問題

第1章 「棟梁」がいなくなった大工の世界

第2章 「人」は会社を成長させるために採るもの

第3章 就活生が魅力を感じる会社のつくり方

第4章 会社の未来を担う人材の育て方

第5章 さびれた旧東海道の古民家がホテルに生まれ変わった

第6章 地方の中小零細企業が大手企業と戦う方法


■著者プロフィール

谷口弘和(たにぐち・ひろかず)

株式会社木の家専門店 谷口工務店 代表取締役。

1972年、滋賀家県蒲生郡竜王町生まれ。彦根工業高校卒業後、大手ハウスメーカーで修業をしながら大工として働く。22歳のときに独立。現在、年商23億円の会社として、全国から約1000名の設計士や大工の卵が就職を希望する人気工務店として注目を集めている。著書に『100年安心できる! 「いい家」の建て方』(ぱる出版)がある。

■書籍情報

『新卒を採れ!――中小・零細が大手に勝つための戦術』

著者:谷口弘和/2021年9月15日発売/四六判並製/本体192ページ

ISBN:978-4864943277


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